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1 / 14 問中

大きな事件が発生すると、フェイクニュース(主にネット上で発信されるウソの情報でつくられたニュースのこと)が出回るケースが増えます。ウソを見分ける方法として、適切でないものはどれでしょう?

  • A

    一番はじめの発信者は誰かを見極める

  • B

    国や自治体の公式サイトや、ニュースサイトなど、SNS以外の情報と照らし合わせる

  • C

    自分に教えてくれた人が正直な人かどうかを考える

解答する
× 不正解
  • C

    自分に教えてくれた人が正直な人かどうかを考える

正直な人でもフェイクニュースを拡散してしまうケースも多いです。

フェイクニュースがSNS上で流れると、個人が誹謗・中傷されたり、業務が妨害されたり、混乱が生じたりすることがあります。
また、近年は、「生成AI」で本物そっくりな画像・動画も作れるようになり、真偽の見極めが難しくなっています。
自分に教えてくれた人が誰であっても、慌てて拡散せず、情報の真偽を確かめる態度が求められます。お子さまにもアドバイスをお願いします。

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学校内の人間関係に関わる「ネットいじめ」に関する情報として正しいものをすべて選んでください。

  • A

    SNSに直接悪口を投稿する他に、本人の嫌がる画像などを拡散させることも「ネットいじめ」に含まれる

  • B

    直接悪口を言われたり危害を加えられるいじめの他に、インターネット上で悪口を書き込まれる「ネットいじめ」に関する相談も学校にすることができる

  • C

    「ネットいじめ」にあった場合に、児童生徒や保護者は発信された情報の削除や発信者を特定するための協力を、法務局などに求めることができる

解答する
× 不正解
  • A

    SNSに直接悪口を投稿する他に、本人の嫌がる画像などを拡散させることも「ネットいじめ」に含まれる

  • B

    直接悪口を言われたり危害を加えられるいじめの他に、インターネット上で悪口を書き込まれる「ネットいじめ」に関する相談も学校にすることができる

  • C

    「ネットいじめ」にあった場合に、児童生徒や保護者は発信された情報の削除や発信者を特定するための協力を、法務局などに求めることができる

「いじめ防止対策推進法」では、計画的・組織的にいじめ対策を行うことを学校や教育委員会などに義務付けています。いじめには「ネットいじめ」も含まれており、児童生徒から相談があれば、学校は組織をつくり、事実関係を調査しなければなりません。情報開示を求める際には、法務局などへの協力を求めることも可能です。
「ネットいじめ」では、スクリーンショットを撮って、証拠を残すことが大切です。量が多い場合はその画面をスクロールしている動画を撮るのもよいでしょう。

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次のうち、肖像権の侵害に当てはまる可能性があるものをすべて選んでください。

イラスト
  • A

    本人の許可なく寝顔の写真をSNSにアップする

  • B

    仲の良い友人と一緒に撮った写真を本人の許可なくSNSにアップする

  • C

    会社や地域、学校のイベントで撮影した顔がわかる写真を本人の許可なくホームページにアップする

解答する
× 不正解
  • A

    本人の許可なく寝顔の写真をSNSにアップする

  • B

    仲の良い友人と一緒に撮った写真を本人の許可なくSNSにアップする

  • C

    会社や地域、学校のイベントで撮影した顔がわかる写真を本人の許可なくホームページにアップする

勝手に写真を撮影したり、SNS上に公開したりすることは、肖像権の侵害にあたります。写真の撮影や公開は必ず被写体本人の許可をとって行わなければなりません。ネットで公開された写真が拡散されてしまうと完璧に削除することは難しく、アダルトサイトなどに悪用される恐れもあります。

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子どもから「身に覚えのないお金を請求するメールが届いた」と相談されました。次のうち、あなたが最初にとるべき行動で間違っているものをすべて選んでください。

イラスト
  • A

    子どもを叱って、反省させる

  • B

    請求のメールの文面をしっかりと確認する

  • C

    請求されたお金を振り込む

  • D

    消費生活センターや行政の相談窓口など専門機関に相談する

解答する
× 不正解
  • A

    子どもを叱って、反省させる

  • C

    請求されたお金を振り込む

メールの一部の言葉をコピーして検索し、同様のメールを受け取っている人がいないか確認するなど、まずは状況を把握することが大切です。架空請求メールであれば無視してよいですが、万が一お子さまが保護者に無断で有料サービスを利用していた場合には、消費生活センターなどに相談して対応することが必要かもしれません。
子どもには、まずは報告したことを褒めて、日頃から相談しやすい状況をつくっておきましょう。

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子どもが、実際には会ったことがないSNS上の友達とやりとりをしているようです。子どもに伝えておくべきこととして、当てはまるものをすべて選んでください。

イラスト
  • A

    写真や動画は、もし拡散されたら完全には消せないため、絶対に相手へ送らない

  • B

    保護者への相談なくSNSで知り合った友達に会いにいかない

  • C

    住んでいる地域や学校名など、個人情報につながることは教えない

解答する
× 不正解
  • A

    写真や動画は、もし拡散されたら完全には消せないため、絶対に相手へ送らない

  • B

    保護者への相談なくSNSで知り合った友達に会いにいかない

  • C

    住んでいる地域や学校名など、個人情報につながることは教えない

ネットを介したやりとりには、楽しみだけでなく危険も。警察庁「令和5年の犯罪情勢」によると、SNSに起因する事犯の被害児童数は令和5年、1663人にのぼることがわかりました。
SNS等が起因で性犯罪等の被害に遭う18歳未満の人も増加。子どもを家出させ自分の支配下に置く行為は未成年者誘拐罪に、子どもの下着姿や裸の写真を撮って送らせることは児童ポルノ製造罪に当たる場合があります。お子さまとSNS利用のリスクについて話し合っておきましょう。

出典:警察庁ウェブサイト

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世界中で人気のサービスに「Instagram」や「TikTok」があります。これらのサービスには年齢制限があります。
利用していいのは何歳からでしょうか。正しいものを選んでください。

  • A

    5歳以上

  • B

    10歳以上

  • C

    13歳以上

  • D

    18歳以上

解答する
× 不正解
  • C

    13歳以上

「Instagram」や「TikTok」等、多くのサービスに利用規約上、年齢制限があり、利用年齢を13歳以上と規定しています。犯罪被害を防ぐためにも、家族でSNSの年齢制限についてあらためて確認しましょう。ちなみに、「LINE」の利用推奨年齢は12歳以上です。

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自分の子どもが芸能人のSNSに「気持ち悪い」「芸能界から消してやる」と書き込んでしまいました。この場合、どのようなリスクがあるでしょうか。当てはまるものをすべて選んでください。

イラスト
  • A

    犯罪になる可能性がある

  • B

    民事訴訟で慰謝料などを求められる可能性がある

  • C

    個人的な感想なので何の問題もない

解答する
× 不正解
  • A

    犯罪になる可能性がある

  • B

    民事訴訟で慰謝料などを求められる可能性がある

芸能人に対しての中傷の書き込みも犯罪(侮辱罪や脅迫罪など)になる可能性があります。侮辱罪は厳罰化の方向に進んでおり、2022年7月には、侮辱罪に懲役刑と禁錮刑、罰金刑が追加された改正刑法が施行されました。誹謗中傷は絶対にしてはいけないという認識を持ち、子どもにも共有しましょう。

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子どもから「掲示板に自分の悪口が書き込まれているのを見て嫌な気持ちになった」という報告を受けました。確認してみると子どもについての中傷が個人情報と共に書き込まれています。誹謗中傷を書き込まれたときの対応について、間違っている行動を選んでください。

イラスト
  • A

    反撃をする

  • B

    スクリーンショットを撮っておく

  • C

    プロバイダーに通報する

解答する
× 不正解
  • A

    反撃をする

まずはプロバイダーに相談を。2024年、「情報流通プラットフォーム対処法」が成立・交付され、大規模特定電気通信役務提供者は、侵害を受けた者から申出があったときは、不当な権利侵害の有無について、遅滞なく必要な調査を行わなければならないとされました(近く施行予定)。
中傷については警察への相談も可能です。また、「違法・有害情報相談センター」では、誹謗中傷や個人情報をさらされたなどの相談をインターネットで受けつけています。覚えておきましょう。

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アカウント乗っ取り被害にあわないための予防法として、正しいものをすべて選んでください。

イラスト
  • A

    サイトごとにIDやパスワードを変える

  • B

    二段階認証を設定する

  • C

    生体認証を使用する

  • D

    パスワードを忘れないように、同じパスワードを使い回す

解答する
× 不正解
  • A

    サイトごとにIDやパスワードを変える

  • B

    二段階認証を設定する

  • C

    生体認証を使用する

アカウントの乗っ取りとは、悪意を持つ第三者が、勝手に自分のアカウントを使うこと。乗っ取られてしまうと、身に覚えのない投稿がSNSにアップされたり、SNSでつながっている家族や友人にメッセージが送られ、個人情報を抜き取られたり、悪質なサイトに誘導されるなどの被害が拡大する恐れがあります。
予防するためには、まず、パスワードの使い回しをやめること。できるだけ複雑なパスワードを設定し、可能なら二段階認証を設定しましょう。

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ある日、 スマートフォンの通知を見ると「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在のため持ち帰りました。下記URLよりご確認ください」という身に覚えのない宅配業者を装ったSMS(ショートメール)が届きました。

このURLにアクセスをすると、次のうちどんな事態が予想されるでしょうか?正しいものをすべて選んでください。

イラスト
  • A

    宅配業者を装った詐欺の可能性があり、アクセスすると、フィッシング詐欺に遭う

  • B

    不正アプリをダウンロードさせるページに誘導される

  • C

    個人情報を入力するよう誘導され、スマホ決済を不正利用され、事件に巻き込まれる

解答する
× 不正解
  • A

    宅配業者を装った詐欺の可能性があり、アクセスすると、フィッシング詐欺に遭う

  • B

    不正アプリをダウンロードさせるページに誘導される

  • C

    個人情報を入力するよう誘導され、スマホ決済を不正利用され、事件に巻き込まれる

宅配便通知を装ったSMSで詐欺サイトに誘導する「フィッシング詐欺」では下記のような被害が確認されています。

・不正アプリをダウンロードさせられた数日後、自分の電話番号から偽SMSが100回以上発信されてしまっていて、見知らぬ人からの着信が止まらなくなった。
・リンク先のフィッシングサイトで個人情報を入力するよう誘導され、数万円のキャリア決済をされた。
不審なSMSのURLには絶対にアクセスしてはいけません。

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子どもにとって有害なサイトへのアクセスをブロックしたり、アプリの利用制限を設けてくれる「フィルタリング」。機種やデバイスにもよりますが、「フィルタリング」でできることを選んでください。

イラスト
  • A

    フィルタリングの使用・不使用は個別のアプリごとには設定できる

  • B

    フィルタリングは一度設定しても変更できる

  • C

    フリーWi-Fiでもフィルタリングが使える

  • D

    フィルタリングアプリなどを使って、使用時間を設定できる

解答する
× 不正解
  • A

    フィルタリングの使用・不使用は個別のアプリごとには設定できる

  • B

    フィルタリングは一度設定しても変更できる

  • C

    フリーWi-Fiでもフィルタリングが使える

  • D

    フィルタリングアプリなどを使って、使用時間を設定できる

機種やデバイスによりますが、基本的にフィルタリングには、年齢段階などに合わせたいくつかの種類があり、一部のサイトだけを使えるようにする「カスタマイズ」ができる機能もあります。フィルタリングアプリによって使用時間や使用できるアプリを設定することもできます。スマートフォンなどの契約時にフィルタリングについてよく確認し、お子さまに合ったフィルタリングを使うようにしてください。

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台風のさなか、SNSを見ていた子どもが、「○○川が氾濫してる!みんなに知らせなきゃ」と言ってその画像を見せてくれました。そのとき、親がとる行動として正しいものを選んでください。

イラスト
  • A

    「そうだね!」とSNSでシェアするよう促す

  • B

    人の投稿をあまり拡散するのもよくないので、数人の友だちにだけ知らせるよう促す

  • C

    「ちょっと待って」と止め、本当に氾濫しているかどうか、ニュースサイトやほかのSNSで確認する

解答する
× 不正解
  • C

    「ちょっと待って」と止め、本当に氾濫しているかどうか、ニュースサイトやほかのSNSで確認する

昨今話題の生成AIは、知りたいことをわかりやすく説明してくれたり、アイデアを出してくれたり、正しく使えば大いに役立つツールです。一方で、文章や画像が簡単に作れることから、フェイク情報が拡散される危険もはらんでいます。子どもにはSNSなどで流れてきた情報を鵜呑みにせず、事実かどうか確認する習慣をつけさせましょう。ちなみに生成AIの使用には年齢制限があります。年齢制限を守ったうえで使用させましょう。

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最近は、子どものおこづかいをスマホのQRコード決済で渡す家庭もあるようです。おこづかいをQRコード決済にした場合、あてはまるものを選んでください。

イラスト
  • A

    必要な時に必要な分だけ渡せる

  • B

    何に使ったかわからなくなる

  • C

    お金をなくす危険性がなくなる

解答する
× 不正解
  • A

    必要な時に必要な分だけ渡せる

  • C

    お金をなくす危険性がなくなる

QRコード決済でおこづかいを渡すことにはさまざまなメリットがあります。プリペイド型にしておけばチャージ金額以上に使うことはできず、使用履歴が残るので無駄遣いを防ぐことにもつながります。送金すれば急な買い物も頼みやすく、紙幣や小銭を落としたり、なくしたりすることもなく管理しやすくなります。ただし、QRコード決済に対応していない店での利用はできないし、スマホ自体をなくさないよう管理は必要です。使い方についてはお子さんとよく話し合っておきましょう。

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災害時(災害への備えも含め)、スマホはどのように活用するのがよいでしょうか。正しいものをすべて選んでください。

イラスト
  • A

    災害に遭ったら必ずつながるまで親に電話をかけ続ける

  • B

    災害用伝言板サービスの使い方を子どもと学んでおく

  • C

    無事が確認できたら、次の連絡のタイミングを決めてそれまで電源を切る

解答する
× 不正解
  • B

    災害用伝言板サービスの使い方を子どもと学んでおく

  • C

    無事が確認できたら、次の連絡のタイミングを決めてそれまで電源を切る

災害が発生すると、大量の電話が殺到し、つながりにくくなることがあります。そんなときは、家族や知人の無事が確認できる「災害用伝言板」を使いましょう。ワイモバイルには災害用伝言板の体験サービスもあります。事前に家族で試しておくと安心です。
災害時はスマホのバッテリーを長く持たせることも重要になってきます。家族や友人の無事が確認できたら、次の連絡時間を決めてそれまで電源を落とすなど、災害時のスマホの使い方も話し合っておきましょう。

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